青学VRラボの初めての企業訪問企画として、3Dアバターの撮影スタジオを持つCCC Photo Life Labへの訪問を行いました!
今回はそこで体験した3Dアバターの撮影についてや、ゲストとして参加されたDEPORTARE COMPLEXの田中直史さんとのディスカッション内容等の紹介をしていきます!
3D SNAPとは

Photo Life Labが所有する3Dアバターのスキャンスタジオです。身近なもの(ペットや人間)を移動可能な102台のカメラによって撮影し、3Dデータとして色や動きをつけ、SNS投稿データや3Dフィギュアとして形に残すことができます。
わずか1/200秒という速さで撮影を行うことで、赤ちゃんやペットいった動くものを対象物とすることが可能です。また対象物との距離感でデータを取得するため、一瞬で全方位のカメラによって3Dアバターを作成することができます。

今回はラボ生とゲストとしてお越しになった田中さんと伊藤さんの計6名が3D SNAPの撮影を体験し、後日プレビューデータを送っていただきました。


(当日の3Dデータ)
現在は3D SNAPは3Dデータをフィギュア化し商品として売ることや、別途に3Dデータにモーションを加えて料金をいただくことをビジネスモデルとしているそうです。今後5Gの普及とともに、より大きなビジネスへと展開していくことを目指しているそうです!
スポーツ×テックの可能性
今回はPhoto Life Labにゲストとして、元プロ陸上選手の為末大さんが経営している渋谷のスポーツxテック系シェアオフィス「デポルターレ」のComplex Manager田中直史さんも、参加していただきました。

スポーツ×テックによってイノベーションを起こすことを目標に3D SNAPのような技術を現代のスポーツに生かす方法についてラボ生を含めて議論をしました。
その中でVRといった技術によってスポーツ選手のパフォーマンスをあげることができるのではと提案していました。3Dアバターの撮影技術やVR,ARといった3Dの視点を持つことで、今までは2次元的な映像でしか得られない情報をあらゆる感覚で3次元で捉えることできるのではとお話されました。
ラボ生からも、ボディービルのポージングの練習をVRやARを活用して行う方法や、卓球のスイングのモーションをVRで3次元的に追うことでより精度高く現状のフォームを改善できるのではという意見もあり、将来的にテクノロジーによってスポーツは更に進化していくと感じることができました。

また最後に、一緒に参加していただいたmillion dots 代表の伊藤大貴さんからもお話をいただきました。
テクノロジーによって人間の欲求を更に満たしていくことできる。
そして、それはスポーツでも可能で、走らないサッカーが誕生したりするなど高齢者でも楽しむことができる環境を作ることができる。ということでした。
また、肉体と精神の間について考えがあり、自身のアバターを作ることができれば、よりクリエイティブな時間を効率的に過ごすことができるのではとお話されていました。
このようなテクノロジーによってより便利で欲求を満たすことができる世界についてお話されていました。

まとめ
今回は3Dアバターの撮影スタジオを持つCCC Photo Life Labに訪問させていただき、3D SNAPの技術とその可能性について学ばさせていただく機会となりました!
3Dの技術というものは私が思っているよりはるかに進んでおり、相互のカメラによって対象物の距離感をはかり、データを取得するという技術には大変驚きました。
またスポーツの未来に3D SNAPやVR,ARといういった最先端の技術が関わることでさらなる発展を遂げることに大きな可能性を感じることができました。
このように最新のテクノロジーは娯楽やエンタメの舞台だけではなく、スポーツに至るまで大きな影響を与えています。分野を問わず私たちの暮らしを豊かにそして楽しくしてくれるものだと再確認することができました。
CCC Photo Life Labのみなさん、そしてゲストとしていらした田中さんと伊藤さんありがとうございました!
(担当:堀内玲)
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